寝ても疲れが抜けない方へ
- 2018年04月09日
- カテゴリー:未分類
こんにちは!
ビタ美ンスポットSANRI鍼灸整骨院の山崎です!
今日は寝ても疲れがあまりとれない原因などを説明いします(^^)/
『寝ても疲れが取れない』のは、固まってしまった筋肉が原因かも知れません。
➡筋肉はなぜ凝り固まってしまうのでしょうか?
脳から発信された信号は、神経を通って筋肉に伝わります。信号を受けた筋肉はカルシウムを使って力が入ります(収縮)。
力を抜くためにはATPというエネルギーを使って、カルシウムを回収し、弛緩します。
パソコン作業のような、同じ姿勢をずっと続ける場合、筋肉を収縮させたままでいるので、カルシウムが筋肉繊維や筋膜などに沈着してしまいます。
また、収縮しているだけで筋肉が動いていないので(等尺性収縮)血流が減少し、疲労物質はその場に停滞し、エネルギーの酸素などの物質の供給も減るため、筋肉は柔軟性を失い、固まっていきます。筋肉や腱、靭帯のセンサーでは、筋肉の柔軟性を常に脳に発信しています。
『筋肉が固まってるよ』と、情報を脳に送り続けるので、筋肉が柔らかくならない限り、脳はリラックスする暇がなくなってしまうのです。
➡これが『眠りが浅い』『寝てもすっきりしない』といった状態です。
では、しっかりと筋肉を動かす運動をするとどうでしょうか?
呼吸をしながらゆっくりと行う有酸素運動では、酸素が筋肉に供給され、それを燃料にしてエネルギーを産み出すので、疲労物質があまり出ません。
逆に、呼吸を止めて瞬間的に力を出す無酸素運動、短距離走や重量挙げのような運動では、筋肉に酸素が供給されにくく、酸素を使わずエネルギーを産生するので、疲労物質がたくさん出ます。
適度な無酸素運動は筋肉を強くするために効果的ですが、過度な運動で疲労物質が溜まると、停滞し、栄養の通り道をふさいでしまい、だるさや筋肉痛を感じる原因となります。
鍼灸治療では、これら筋肉が固まったり疲労が抜けない原因をしっかり取り除くことが得意です。
『寝ても疲れが取れない』のは、固まってしまった筋肉が原因かも知れません。是非一度ご来院下さい。