クーラー病
- 2018年07月21日
- カテゴリー:未分類
こんにちは!ビタ美ンスポットSANRI鍼灸整骨院の川名です。
今日はクーラー病(冷房病)についてお話します。
クーラー病(冷房病)という病名は存在しません(通称ですね)。冷房が強く効いた部屋に長時間いた後、外気温さらされることを繰り返したときに起こる体調不良といわれています。
自律神経の働きが不安定な乳幼児や老人、薄着で冷房の強いオフィスにいることが多いに女性労働者に多く見られます。
人間の体温調節をつかさどる自律神経は、5°C以上の急激な気温変化に対処できないため、それが繰り返されると、体温を下げる交感神経と体温を上げる副交感神経のバランスが崩れ、自律神経失調症のような症状が出て来ます。
主な症状としては頭痛・肩こり・腰痛・腹痛・疲労感・食欲不振・不眠症・むくみなどがあげられます。
クーラー病が慢性化してしまうと、冷房の効いた部屋に入るだけで症状が現れてしまう場合もあります。
さらに悪化すると、吐き気を催して吐いてしまうことも。
そうなってしまうと、冷房の効いたスーパーや飲食店などでも症状が現れるようになり、日常生活も非常に困難になってしまいます。
対策としては、できる限り室内と外の温度差を5℃以内に抑えましょう。
カーディガンやブランケットなどの暖かいもので身を包むことです。簡単に羽織ることができるようなものを用意しておくとよいでしょう。
どれだけ気を付けていてもクーラー病にかかってしまう時はあります。そうなったら治療しなくては生活しにくくなってしまいますので何とか対処する必要があります。
さて、クーラー病に対する最も有効な対処法は体を温めることです。
最も簡単で有効なのが入浴です。シャワーだと身体が十分に温まりません、しっかりと湯船につかるようにしましょう。そうすることによって全身が温められ、血行が促進されることで自律神経が正常な働きを取り戻していきます。
当院では赤外線やお灸を用いて、からだを温めていきます。