テニス肘について
- 2018年09月13日
- カテゴリー:未分類
テニス肘について今回はお話します。
テニス肘は、正確には外側上顆炎と言われます。
テニス肘では、主にバックハンドストロークによる前腕伸筋群の使い過ぎによる外側上顆炎です。
しかし、近年ではスポーツをしていなくてもデスクワークにより肘を痛める方も増えてきています。
①原因
テニスで受傷する場合の多くは、肘の外側部分に繰り返しの衝撃が加わることで、
炎症を起こしてしまう事により発症すると言われています。
デスクワークでも動作を続けていると指を反らす動作により肘の外側に繰り返しの衝撃が加わることで
症状を引き起こすといわれています。
②症状
荷物が持てない。
ペットボトルのふたが空けられない。
雑巾を絞ると痛い。
ラケットをフルだけで痛い。
顔を洗う動作で痛い。
ペンで書くのが痛い。
肘の曲げ伸ばしだけでも痛い。
症状の下3つは少し重くなっている状態です。回復には時間が掛かる可能性が高いです。
早めに対処することをお勧めいたします。
③予防と対策
スポーツされている方や肘を酷使しているご職業の方は、身体のケアをしていない方が多いです。
スポーツをしたら身体のケアをしてください。
マッサージ、ストレッチなど日頃からやり続ける事が重要です。急に痛めるわけではありません。
積み重ねにより痛みはじめることが多いです。
デスクワークの方は1日何時間もクリックをしているという方はやはり仕事のやり方を変えないといけません。
サポーターとして、テニスエルボーバンドがあります。
痛みの軽減・負荷を減らす効果は期待できますが、症状が改善が改善しない場合は当院の受診をお勧めします。