車両保険とは
- 2019年02月16日
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①車両保険とは
車両保険とは、交通事故等による衝突、接触、墜落、転覆、物の飛来、物の落下、
火災、爆発、台風、洪水、高潮その他の偶然の事故によって、
保険の対象となっている自動車が破損等により損害が発生した場合に、
自動車自体に生じた損害について、損害の状態に応じて保険金額の限度で
保険金が支払われる保険です。
②車両保険の支払の対象
自動車自体に生じた損害は、修理不能の全損の場合を除いて、
損害の額から保険証券記載の免責金額を控除し、
自動車の市場販売価格および保険金額を上限として支払われます。
自動車が修理不能または盗難等でなくなった場合には、
全損として、市場販売価格相当額の保険金が支払われます。
なお、自動車の損害について、自動車の付属品のうち自動車に定着
または装備されている物については車両保険における対象に含まれますが、
燃料やボデーカバー、洗車用品、装飾品、法令により定着または装備することを
禁止されている物と見られるような物については含まれません。
また、損害防止費用や、損害賠償請求権の保全・行使に必要な手続費用、
車両運搬費用、盗難車両引取費用等については、損害の一部とみなされ、
これらの費用と自動車自体に生じた損害との合計額が車両保険金額を
超える場合であっても、これらの費用の支払いを受けることができます。
③保険金を受け取ることができない場合
保険金を受けるべき者その他一定の範囲の者の故意または重大な過失により
損害が生じた場合や、酒酔い運転をしていたような場合や、
麻薬・大麻・あへん・シンナー等の影響で
正常な運転ができない状態で運転していたような場合、
法令で定められた運転資格を持たないものが運転してたような場合、
戦争等の暴動や地震もしくは噴火またはこれらによる津波により損害が生じた場合、
盗難ではなく詐欺または横領により損害が生じたような場合には、
保険金が支払われません。