健康保険料はこの10年で10万円も上がっています。
- 2019年03月13日
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日本の医療保険制度を支える健康保険組合の経営悪化が進行しています。
健康保険組合連合会が昨年末に発表したデータによると、
平成29年度は加盟約1400組合のうち4割以上が、
支出が収入を上回る赤字状態となりました。
背景にあるのは高齢者向け医療費の慢性的な増加で、
健康保険に加入する現役世代が高齢者の医療費を支える構図が強まっています。
こうした中、保険加入者が負担する保険料はこの10年で10万円も上がり、
手取り収入は押し下げられる一方です。
日本経済は緩やかな回復基調が続いているというが、
消費者(保険加入者)の負担感は当面拭えそうもないです。