子どもが車に同乗していて、交通事故に遭ってしまった場合
- 2019年10月19日
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交通事故に遭ってしまった際、子供が同乗している際、
子どもの怪我の状況はとても気になりませんか?
子どもは大人のように自分の症状を訴えることができません。
そして、心配で病院を受診させても、
その場で本人が「痛くない」と言ってしまうと、
病院では、「大丈夫ですね」といわれてしまいます。
むち打ち症になった方にはわかると思うのですが、
大人でも、むち打ちははっきり「ここが痛い」
という状態では現れません。
首肩部の重だるさや、頭痛や頭重感・めまい・吐き気などで
現れることが多いので、子どもに「どこか痛いの?」と聞いても
子どもには伝えることができません。
症状を言えない2,3歳の年齢の子は、
夜泣きが酷くなることが多いようです。
幼稚園くらいの子どもは喉を痛がったり、
頭が痛いという訴えがあったりします。
以前ご来院のお子様は、保育園の先生が、
「頭痛い」としばしば言うのを聞いていて、
親御さんに報告してくださったようです。
ふとした時に、子どもから訴えが出ています。
保育園に預けている場合は、保育園の先生などにも事情を話し、
しばらく注意してもらったほうがいいと思います。
大人に症状が出る場合には、子どもにも出ている場合が多いので、
必ず一旦病院を受診してください。
当院で受診させていただけたら、
すごくその部位が固くなってしまっていることが分かります。
頸部を触診すると、子どもにはない、筋肉の固さ(硬結)を感じます。
そして、そこを少し押すだけで痛みを訴えます。
初回治療後、「楽になったでしょう?」ときくと、
ほんとに笑顔で「うんっ」とお返事します。
次回もしっかりママさんと一緒に治療に来られます。
その事が、子どもにとっての答えだと思っています。
子どもは嫌だったら、二度と治療には来たがりません。
小さなお子さんが当院に通われても、
一向に差し支えはありません。
但し、小さなお子さんの場合、自分の症状をきちんと
伝えられないことが多く見受けられますので、
事前にご両親が良くお子さんの症状を把握しておいて、
どんな小さな変化でも構いませんので、
私達にきちんと伝えて下さい。
お子さんが痛いと言わないからと放っておかないで、
必す診察を受けさせてあげてください。
きちんと治療を受けていただけたら、
子どもさんの回復はとても早いです。