寝ても疲れが取れない方!
- 2018年04月24日
- カテゴリー:未分類
こんばんは!ビタ美ンスポットSANRI鍼灸整骨院の黒沢です。
『寝ても疲れが取れない』のは、固まってしまった筋肉が原因かも知れません。
筋肉はなぜ凝り固まってしまうのでしょうか?
脳から発信された信号は、神経を通って筋肉に伝わります。信号を受けた筋肉はカルシウムを使って収縮します。
収縮した筋肉はATPというエネルギーを使って、カルシウムを回収し、弛緩します。
パソコン作業のような、同じ姿勢をずっと続ける場合、筋肉を収縮させたままでいるので、カルシウムが筋肉繊維や筋膜などに沈着してしまいます。
また、筋肉が動いていないので(等尺性収縮)血流が減少し、疲労物質はその場に停滞し、燃料となる酸素などの物質の供給も減るため、筋肉は段々と柔軟性を失い、固まっていきます。筋肉や腱、靭帯のセンサーでは、筋肉の伸び縮み具合を常に脳に発信しています。
固まった筋肉は情報を送り続けるので、筋肉が柔らかくならない限り、脳はリラックスする暇がなくなってしまうのです。
『眠りが浅い』『寝てもすっきりしない』といった状態です。
では、しっかりと身体を動かす運動をするとどうでしょうか?
呼吸をしながら行う有酸素運動では、酸素が筋肉に供給され、それを燃料にしてエネルギーを産み出すので、疲労物質があまり出ません。
逆に、呼吸を止めて力を出す無酸素運動、短距離走や重量挙げのような運動では、筋肉に酸素が供給されにくく、酸素を使わずエネルギーを産生するので、疲労物質がたくさん出ます。
適度な無酸素運動は筋肉を強くするために効果的ですが、処理能力以上の運動量で疲労物質がたまってしまうと、栄養の通り道をふさいでしまい、だるさや筋肉痛を感じる原因となります。
鍼灸治療では、これら筋肉が固まったり疲労が抜けない原因をしっかり取り除くことが得意です。
『寝ても疲れが取れない』のは、固まってしまった筋肉が原因かも知れません。是非一度ご来院下さい。