お灸
- 2018年04月12日
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「不眠」でお悩みの患者さんに、足の裏にある〝失眠”というツボにお灸治療を施していた際、
『お灸の熱さは感じたほうがいいの? それとも感じなくても効いてるの?』と聞かれました。
この患者さんは、〝失眠”というツボに50壮くらいやり、やっと熱さを感じました。
先ほどの患者さんからの素朴な質問は、意外と皆さん考えるところがあるのではないでしょうか!?
実はお灸治療の際、熱感を自覚しない場合は、その人が熱く感じるまで施灸した方が効果的です。
症状が軽い場合には、比較的すぐ熱感を自覚しやすいです。
その逆で、症状が重いほど感覚が元に復するまでに多くの壮数を要する。ということになります。
なので、お灸治療を受けられる患者さんがいましたら、自分の熱感の感覚で症状の状態を把握するのも
一つの目安になると思い、今回お話させてもらいました。