むち打ちとは??その2
- 2017年07月31日
- カテゴリー:交通事故治療-7つのポイント
こんにちは!ビタ美ンスポットSANRI鍼灸整骨院の佐藤です。
前回、交通事故による『むち打ち症』についてのご説明と、当院の治療内容についてご説明しましたが、
今回は交通事故治療のむち打ち症の中でもさらに細かい症状をご紹介します。
脊髄捻挫…脊髄捻挫で悩まれている方は、むち打ち症の70~80%を占めると言われています。身体全体に強烈な衝撃を与えられることによって、首や肩などの筋肉・靭帯が損傷し、捻挫を引き起こしてしまう症状です。
・一般に言う、頚椎捻挫と同義ですが、
首肩の鈍痛感など、症状が残りやすいのでしっかりと治療が必要です!
根症状型…頸椎が微妙に変形してしまったり、頸椎の神経の通り道が狭くなる(圧迫)ことによって、鈍痛を伴う症状です。神経が圧迫される状態は、末端神経(手・指先)にも支障をきたすため、非常に危険な症状とも言えます。
・首、肩だけではなく、腕や手先にまで痛みや痺れを感じますので、
治療が必要です!
バレ・リュー症状型…バレ・リュー症状型は首・肩・腕などが痛む症状と違い、頭痛を伴う症状です。頭部に衝撃が加えられることによって、頭部後部の交感神経がダメージを受けます(交感神経=脊髄を通っている神経、日中活動をするときに発動する)。そして椎骨動脈の血液低下を発症し、頭痛・めまい・吐き気などを引き起こす症状です(椎骨動脈=首の左右にある動脈で脳に栄養を与える役割を持っています)
・簡単にお話しすると、
いわゆる自律神経失調症のような症状が出現します。
首肩の痛みに加えて、筋肉の凝り、耳鳴り、めまいなどの症状がみられ、
ひどく症状が出ていれば、整形外科への受診や
星状神経ブロック注射という処置が必要になることがあります。
脊髄症状型…頸椎の脊柱管を通る脊髄が損傷することによって、知覚異常を引き起こす症状です(知覚異常=下肢のしびれ)。そして、非常に稀な場合でもありますが、膀胱直腸障害を引き起こす可能性もあります(膀胱直腸障害=膀胱・直腸の機能が低下し、排尿・排便などに支障が起こる障害)。
・交通事故の程度が強く、損傷が激しい場合に症状が現れます。
整形外科にて処置が必要になります。
このように、むち打ち症はおおまかに4種類に分類することができます。もし、むち打ち症になってしまった場合、早急に病院で検査してもらい、それぞれの型に適した治療をしなければいけません。適正な治療が早期回復に繋がるのです。
もう一度、、、交通事故治療は早めの対応が肝心です!!
ビタ美ンスポットSANRI鍼灸整骨院では、交通事故専門士の資格を持ったスタッフが常勤しております。
交通事故でのお悩みは何でもご相談してください。